目撃情報…
両親が出かけてたって誰だよチクった奴
『…刑事サン、もしかしてあたしを疑って…あ、あたしも母親に殺されかけたんだよ!?』
「解ってる。だから君を疑ってるとは一言も言ってな…」
『お母サンは?まだこの警察署内に居るの?刑務所に入ってるんじゃないの?』
「江波サ…」
『刑事サン…どうして?あんな怖い母親…早く、早く刑務所に入れてください!!』
「……。」
『帰ります!』
母親はまだ
刑務所には行ってない
証拠が不十分だから?
「江波サン…!」
もし母親が釈放されたら?
必ず帰って来るあの家に
そしたらあたしは
今度こそ殺される
いいや。
母親が
釈放されるって事は
あたしが刑務所に?
冗談じゃない
それだけは
絶対に嫌だ
謝りながら
引き止めて来るおっさんを無視して
あたしは
警察署を飛び出す
真剣に謝り続けていた
おっさんのあの感じじゃあ
完璧に
疑われている様子では
なさそうな感じだけど
1つ間違えると
自由に生きる
タイムリミットは近いかもしれない。
どうするあたし?


