「この公園?」
『うん』
結城の家から
暫く
車で走って学校近くの
公園に着いたあたしは
車から降りようと
シートベルトを外しドアを開ける..
「待って」
『え?』
「よく解らないけど… 俺も行く」
『…勝手にすれば?』
雨上がりの公園は
地面がぬかるみ靴は汚れ
本当に歩きにくい
「萌チャンどこに…」
『ゴミ箱見るだけだよ』
「何でゴミ箱…?」
あたしは結城の質問を無視して
上靴の片方を探す為
ゴミ箱に手を伸ばす。
その瞬間
ブーブーブー♪
『……。』
「……。」
静寂な公園で
あたしの携帯が鈍く振動した..


