ブログ女 ーAyu Official Blogー



『ちょっと待て!』



あたしは



ソファーから


立ち上がろうとした
結城を慌てて止めて



隣に座る



「どうかした?」



『今あたしの口調は関係ないし!何よりまだ話しは済んでねえって』



「……。」



『…とにかくこれ見て』



あたしはポケットから携帯を取り出して
結城に受信BOXを見せる



「名無し…何これ?」



『順番に名無しからのメール開いていいから…添付ファイルを見て』



首を傾げつつ携帯を
受け取った結城は..



1つずつ順番に添付ファイルを開く



「な、何でこんな…」



『そうやって、あたしに殺人予告の予告メールが届くんだ…警察でアンタに見せたろ?思いっきり合成扱いされたけど…だから西川サンが死ぬのもこれで解った』



「そうだ…アドレスは!?それを調べたら直ぐに犯人が…」



『あたしも最初そう思った。けど、このメールには宛先がない』



「……。」



『ちょっと貸して』



結城の手から携帯を
取り上げたあたしは



次にブログを見せる為自分のブログを開く..



『……。』



何これ?



自分のブログを見たあたしは



自分の
ブログの異変に思わず黙り込む