ブログ女 ーAyu Official Blogー



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「萌チャン!?」



結城に肩を揺さぶられ
慌てて飛び起きたあたしは



夢から覚めた?



『はぁ…はぁ…』



ここは結城の家..



あたしは


乱れた呼吸を整えて
自分の胸を押さえる



「萌チャン大丈夫?凄くうなされてたんだよ。目が覚めて本当良か…」



" 悪夢じゃない現実 "



結城の笑顔を見て
安心したあたしは



結城の胸板に顔をうずめる



「萌チャン…」



真剣に怖かった



『死…ぬか、と…思…』



「…大丈夫」



結城はカタカタ震るあたしの背中を
ポンポンと優しくリズムよく叩く。



『……。』



結城の手は優しくそして温かくて..



冷静になりある程度
落ち着いたあたしは



自分が今結城に抱きついている



『あ…』



あたしの顔は赤面



その状況に焦って
慌てて離れようと



結城の胸板を両手で強く押す



『わ、悪い…』



何も言わずに無言で
優しく微笑む結城は



あたしの頭を軽く撫で



「ご飯…出来てるからリビングにおいで」



そう言って



あたしを残し
1人寝室から出て行った..