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急激な睡魔に襲われて
ウトウトしたあたしは
" もしかして寝過ぎた!? "
そう思い慌てて目を開ける
『え…』
そんな
あたしの目に
映った光景は
前に夢で見た事ある
見覚えある洋風の家
あたしは何故か入り口の
ドアの前に立っていて..
『……。』
耳をすますと中から
誰かの声が聞こえる
と、その時
「キャアアアアアアー!」
突然家の中から
悲鳴が聞こえて
何かあったのか!?
あたしは何も考えず
慌ててドアを開けて
勝手に家の中へ..
あたしの足は自然に
一度夢に出て来た
2階の奥の部屋へ
‐ ガチャ ‐
『何かあった…ひっ…』
あたしが見たモノ
それは
血だらけの鎌を
持った1人の男
と
首と胴体が切り離された
女の子が横たわっていた
『く、首が…』
女の子の血で床一面真っ赤
首を切断された
女の子の生首は
大きく口を開き
恐ろしい形相で
『……。』
この子
前にあたしが見た
夢に出て来た子だ
そう。
机に座って歌いながら
何か描いてたあの女の子..


