『な、何だよ…何であたしに関わる!?一体あたしが何したって言うんだよ!!』
あたしは
目に見えない相手に
力一杯大声で叫ぶ..
『あ…あたしに、関わってくんな!』
‐ ガチャ ‐
「何事!?」
叫び声を聞き
慌てて部屋へ入って来た結城。
「あれ?電気消えてる?」
消えた電気を付け
「萌チャン…?」
床に座り込んでいるあたしに駆け寄る..
『結城サン…西川サンが…』
「西川?西川サンならたった今出かけた所… って、萌チャン!?」
結城の言葉を聞いて
あたしは慌てて部屋を飛び出す
ヤバいよ
ヤバいよ
ヤバいよ
意味解らねえ
西川..
あたしの身近に居るから
こうなっちゃうのかよ?
「ちょっと待って、萌チャン!!」
『何!?』
「西川サンが、一体どうし… 」
あたしの慌てる様子に
何か感じたのか結城は
真剣な表情であたしを見る


