ブログ女 ーAyu Official Blogー



『な、何だよ…何であたしに関わる!?一体あたしが何したって言うんだよ!!』



あたしは


目に見えない相手に
力一杯大声で叫ぶ..



『あ…あたしに、関わってくんな!』



‐ ガチャ ‐



「何事!?」



叫び声を聞き
慌てて部屋へ入って来た結城。



「あれ?電気消えてる?」



消えた電気を付け



「萌チャン…?」



床に座り込んでいるあたしに駆け寄る..



『結城サン…西川サンが…』



「西川?西川サンならたった今出かけた所… って、萌チャン!?」



結城の言葉を聞いて



あたしは慌てて部屋を飛び出す



ヤバいよ
ヤバいよ
ヤバいよ



意味解らねえ



西川..



あたしの身近に居るから
こうなっちゃうのかよ?



「ちょっと待って、萌チャン!!」



『何!?』



「西川サンが、一体どうし… 」



あたしの慌てる様子に
何か感じたのか結城は



真剣な表情であたしを見る