「じゃあ、ついて来て」



西川に連れられてあたしは会議室へ



『あの…西川サンあたしに何の話ですか?聞きたい事があるって結城サンから…』



会議室は


あたしと西川
2人っきりで



「君のお父サンの事でね」



『お父サンの事…?』



「……。」



真剣な顔の西川はゆっくり口を開く



「君のお父サンは亡くなる前、何か異様な動きや言葉を発していなかったか?」



『え…』



異様な動きや言葉?



あの時あたし自身パニクってた訳で..



そんな事覚えてないし



「実は、今朝君のお父サン以外にも同じ死に方をしている人が発見されたんだ…」