ブログ女 ーAyu Official Blogー



『失礼します…』



問題を起こし


先生に職員室まで
呼ばれたあたしは



常に下を向いたまま
先生の話しを聞く..



「木下サンの首を締めるなんて…貴方は何考えてるの!?」



何考えてるのかって
こっちが聞きたいよ。



「…ま、この出来事を上に言ったら大問題になるでしょうね。言っとくけど江波サン退学だけじゃ済まないわよ」



大問題?



よく言うね。



上って教育委員会の事だろ?



自分の立場があるから
口が裂けても言わないくせに



「江波サン、先生の話し聞いてる?貴方が全部悪い事なのよ… 何か言いたい事は?」



『今日で辞めるんで』



「…え?」



『学校』



「ちょっと江波サ…」



『もうウンザリ、こっちから辞めてやるよこんな学校!!』



全部あたしが悪い?



ふざけんな


あたしは今日まで虐められてたんだ
全部知ってるくせに。



「江波サン!待ちなさ…」



先生の言葉を
完全無視して



あたしはそのまま学校を飛び出した。