ブログ女 ーAyu Official Blogー



「江波、辞めろって…!」



あたしが我に返った時には



男子生徒3・4人に
抑えつけられていて



ホ ラ
ア ン タ ニ モ デ キ タ



辞めろ。



辞めろ。



黙れ黙れ煩い煩い。



頭の中で響く声に
首を振るあたしは



『うわぁあアアァアァ…』



窓ガラスに映ったあの女の姿を見て



発狂する。



「はぁ…はぁ…」



遠藤の友達は



苦しそうに呼吸を整え
その場に座り込んでいて。



「江…波サンは、や…や、っぱ…り、人…ごろ…し女…だよ…」



『……。』



遠藤の友達の言葉に
あたしは何も言えなかった。