ブログ女 ーAyu Official Blogー



今のコイツ等に何を言っても無駄。



そう思ったあたしは



感情的になり大声で怒鳴り続ける遠藤の友達を無視し、何も言わずただ俯く。



ちなみに


あたしの座席は
窓際の最後列で



窓から飛び降りる?



あたしは窓に視線を向けて
無表情で窓を見つめる。



『……。』



「ねぇ、江波サン何とか言ったら?そうだ。この窓から飛び降りなさいよ、そしたら許してあげるから」



コ ロ セ バ イ イ



え?



低い女の声があたしの頭の中で響く。



誰?



「江波サンってば聞いてんの!?ねぇ、玲奈を返し…ゔぐッ…」



ア ン タ ナ ラ
デ キ ル デ シ ョ ウ ?



『……。』



ざわつく教室内。



「苦し…い…」



あたしは知らないうちに



遠藤の友達の首を片手で



人間では有り得ない位
物凄い力で締めていた。