着信:〇〇◯ ~
『も、しもし…』
全く見覚えのない
番号からの着信に
戸惑いながらも出る事に。
「あ、もしもし江波萌サンの携帯ですか?○○警察の結城で…」
『は、結城サン!?』
なんだ
なんだ
結城サンかぁ。
また名無し女かと
驚ろかせんなよ..
「どうしたのそんなに慌てて…」
『いや、別に何でも… 何か用ですか?』
電話越しで
咳払いをした結城は
ゆっくり用件を話す。
「君のお父サンの件でちょっと話しがあるから今日、署まで来て貰えないかな?」
『あ…えと、学校終わってからでもいいですか?』
「勿論。じゃあ学校終わってから、待ってるね」
『解りました…』
話しって何だろう?
そんな事を考えつつ
あたしは真っ直ぐ学校へ向かった..


