寝室の床は一面血の海。 そ、そうだ警察… この事早く言わねえと あたしが犯人にされる それだけは絶対に嫌だ。 『……。』 あたしの携帯は部屋に置いたまま。 とにかく 一度自分の部屋に戻らないと.. 連絡出来ない。 あたしは、固まる体を動かそうと全身に力を入れ踏ん張りゆっくり立ち上がる。 - カタッ - 立ち上がった瞬間 立ち眩みをしたあたしは 寝室のドアに手が当たり 運悪く小さな音を立ててドアが閉まった。