この家はあたし以外誰も居ないハズじゃ…
『誰…』
少し迷った結果
あたしは
足音を立てない様に
静かに寝室へ向かう。
そう
あたしが明日香を眠らせていた
あの寝室へ。
『……。』
ちなみに両親の寝室は
あたしの狭い倉庫部屋の..
2部屋隣
あたしは真っ暗な廊下を
ゆっくりゆっくりと歩き
そして寝室のドアの前に立つ。
『……。』
もうあの歌声は聞こえない。
だけど
グチュ
バキッ
グチュグチュ…
寝室の中から
変な音が聞こえる。
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