「では、私達はこれで…」
結城を始め
西川サン達警察官は
あたしに頭を下げ家を出て行った。
『……。』
家に1人
取り残されたあたしは
何をする気にもなれず
自分の部屋の
ベッドに横になり天井を見つめる。
この先
あたしはどうやって
生きて行けばいい?
とにかく
学校はもう辞めて
働く時間を増やす
そうじゃなきゃ生きて行けねえ
母親へ渡すお金じゃなく
これからは自分の為に
食べて行くお金を稼いでいかねえと。
『あたしなんか正社員で雇ってくれんのかな…』
こんなハズじゃ
なかったのにさ
どんどん
どんどん
あたしの計画していた
未来から離れて行く..
何者かに狂わされていく
『色々考えてもきりがないし今日はもう寝るか…』
時計を見ると既に
23時を過ぎていて
そのまま休む事にした
この時のあたしは
暗闇から
じわじわと迫り来る恐怖に
気付いていなかった。


