「何も出来ない小上君~何か用で?」 店の外に出た俺達は 人気がない駐車場へ。 『……。』 男の一人がからかう様に 俺の肩に腕を組んでくる。 「この前も抵抗出来んかったのに仕返しですかぁ?それとも…優衣ちゃんの仕返し~?」 『…けんな』 「はあ?」 男達の笑い声を聞いて 俺の中で何かが切れた 『…ふざけんな』 コイツ等全員殺してやる。 「お、小上… 」 怒りを通り越し 憎しみと憎悪が沸き上がり… 頭の中は真っ白になった。