俺が唯一愛した女



『やり放題ってふざけんなよ…』



「あ、お客サン参加は1人2万だからね~」



俺は店員の話を無視し奥の部屋へ…



一番奥の部屋に行くと
そこにはドアがあって



鍵がかかっている。



『此処から先は立ち入り禁止って事かよ…』



" 月の家の鍵よ…シキにあげる "



ふと、梓から貰った鍵の存在を思い出す



『もしかして…』



俺はポケットに入れたままの



梓から貰っていた鍵を
鍵穴に差し込んでみる



- ガチャ -



『開いた…』



ドアの向こうは更に薄暗く



ここがヤり場になっているからか



室内はソファーがいくつか置いてあって
なんとも言えない匂いが充満している。



「やぁっ、助けて…!」



1つのソファーの周りに群がる数人の男達..



『ミユ…』



- バキッ!!! -



俺は無我夢中で男を殴りまくる。



「ゆ、優斗…」



ビリビリに破かれたミユの服を見て
更に俺の頭に血がのぼる。