俺が唯一愛した女



" 何かあった時に携帯の充電がないと不便でしょ? "



ミユが


俺の家に住み始めて
暫くたった頃だった



ミユは電源は落としたまま
俺の携帯を勝手に玄関で充電器に差し


充電してくれていた..



ミユは充電する場所を何故
玄関の隅の方にしたのか?



それはきっと俺が見えにくい場所に



携帯嫌いの俺に対して
ミユのせめてもの優しさだなと思った



『怖いなんて言ってられねえわな…』



俺は


充電器にさしっぱなしの
携帯の電源を入れると..



ミユが行って来ますと書き置きに書いてた



コンビニへ向かいながら
ミユの携帯電話に電話をかける



「もしもーし… え、優斗!?」



『ミユ今どこに居んの!?』



電話越しからはミユの声と
賑やかな音楽が聞こえる



「あれ?優斗携帯使える様になったの?良かったー」



『それよりどこだよ!?』



「え、コンビニに来てたんだけど…たまたま優斗のお友達にあって♪」



『は?友達?』



「その友達ね前、優斗に借りてた本を返したいらしくてコンビニの近くだからそれだけ貰いに来てるの…」



この辺の近く?



この時間に開いてる音楽爆音の店って..