俺が唯一愛した女



10月..



「シキサン…またあの客、来てるみたいですよ!」



最近じゃ学校も始まり
両立しながら働く毎日



『また、あの客って?』



「前に一度来られた事のある綺麗な方ですよ!」



『綺麗な方って…』



出勤した俺の耳に嫌な情報が入る。



もしかしてミユ!?



何でミユが..


俺は慌てて用意して
客の待つテーブルへ行く



『…いらっしゃいませ』



テーブルで俺の事を待っていたのは
いつの日だったか俺を誘おうとした女。



「シキ久しぶり♪」



最初見た時は誰か
全く解らなかった



けど..



『… 梓、だよな?』



「え、何であたしって解ったの?こんなに可愛くなったのに」



驚きながらくすくす笑う梓



梓は月サンの元客…


大喧嘩してた所を俺が止めに入って
月サンに逆恨みされる原因になった女。



『声や雰囲気で解るって…整形したのか?』



「そう、目を二重にしたの」



『…切ったのか?』



「まっさかぁ♪縫ったのよ縫ったの!」



『……。』



「縫った直後は腫れて見れるものじゃなかったけど…あんなの1週間もあれば元通りになるし♪」