俺が唯一愛した女



ミユの話によると



今住んでるマンションの住民に
ストーカーされているらしく



怖くて俺の事を頼って店に来たんだとか。



「お店の事は章司に聞いて…」



『ミユって一人暮らしだったのか…そう言う事なら俺ん家に住めよ』



「え…」



『襲ったりはしねぇから安心しろ。使ってない空いてる部屋もあるし…暫くの間、此処に居ればいい』



「優斗…」



『ちなみに家賃とかそう言うのは気にしなくていいけど…ただ、大学でも店でも一緒に住んでる事は秘密厳守だからな』



「優斗ありがと…」



こうして


この日を境に俺とミユは
一緒に住む様になった。



一緒に住むと言っても別に今まで通り



いいや、変わった事もある



仕事終わり電気をつけて
出迎えてくれる人が居るって事…



毎日美味しいご飯を
作ってくれる存在が居ると言う事。



最初はそんな存在が馴れなくて
ものすごく抵抗があった。



けど優しくて
居心地よくて



どことなくくすぐったくて



ミユと過ごす時間はいつも
温かい気持ちさせられた。