俺が唯一愛した女



優斗サンに言われ即店を出た俺は



コンビニだけ寄り
適当に飯を買って真っ直ぐ家に帰る。



そう言えば



ミユに渡してた家の鍵
ポストから取らないと



オートロックを解除した俺は
ポストの中身を確認する。



『…あれ?』



もしかして俺ん家の鍵持って帰った?
ポストの中は手紙だけで鍵は入っていない..



ミユが持ってるんなら
また返して貰えばいいか。



俺は軽い気持ちで
そのまま家に入る



- ガチャ -



『あ゙-今日も疲れた』



「おかえり優斗…」



は?


出迎えてくれたのは帰ったはずのミユ



『何で居んの?』



俺は表情1つ変えずミユに問いかける



「あの…」



『まだ居たのかよ、早く帰れよー』



゙早く帰れ " そう言われ
玄関で立ちすくむミユの横を通り過ぎ



何も言わず中に入る俺。



「…優斗!」



玄関に居たミユは俺を追いかけて
リビングへ入って来た。



『…何?』



リビングにある

ソファーに腰をかけていた俺は
ミユに呼ばれて振り返り返事をする。