なんだ?
- バサッバサッ -
夏休み中で
生徒が少ないのに誰か居んのか?
気になった俺は
本を落とす音がする
図書室に向かう事に。
『……。』
閉まっている
図書室のドア。
鍵は..
『開いてるし…』
図書室からは
ガサガサと微かに
物音が聞こえる。
確実に誰か居るな。
俺は躊躇せず勢いよく
図書室のドアを開ける。
ドアを開けると目に入ったのは
床に散らばりまくった
何十冊もの沢山の本..
そして
『…ミユ?』
「あ、優斗…」
乱雑に散らばった本に囲まれ何故か
床に座るミユが居た。
『お前…何してんの?』
「優斗こそ何でいるの」
『いや、またまた通りかかって… 音がしたから気になって来ただけ』
「……。」
『何か探して…』
「優斗に関係ないでしょ!」
イライラしたかの様に
冷たく言い放つミユ。


