俺が唯一愛した女



「そんなにあたしの事が気になるのかな」



慌てて隠れたホスト達を見て
女はくすくすと笑う。



『……。』



「シキ、今から私と一緒に出かけない?」



隣に座る女は自分の太ももを
俺の太ももに当てる様にわざと座り直す。



『今から?悪いけど俺、店があるから』



「店なんて他のホストに任せときゃいいじゃん?」



女は俺の手の平を
両手で優しく握り



『……。』



そして


握った俺の手を
自分の太ももに乗せ触らせる



「ねぇ…駄目?」



膝上のドレスから見える
すらっとした綺麗な白い足。



女が


自分の太ももを俺に触らせる度
ドレスが捲れ上がり下着が見えそうになる



『……。』



「あれ、シキもしかしてムラムラしちゃった?」



この女の


自信に満ちた目を見て
俺は思わず目を反らす。



「あたしと…ヤりたい?」



女は太ももを触らせるシキの手を離すと



今度は自分の手を
俺の太ももに乗せて触ろうとする。