俺が唯一愛した女



「マジお前何とか言えや、いつまでカッコつけてんだよ!!」



カッコなんてつけてない。



『殴りたいな…ら、好きなだけ殴れば…いいだろ…』



「テメー殺してやる…!!」



『……。』



自暴自棄になって
周りに迷惑かけて散々悪さまでして



罰が下るのは当たり前の事。



どんな形であれ
必ず返って来る。



そう思うと



意識が朦朧とする中



どれだけ殴られても
どれだけ蹴られても



抵抗出来なかった。



『……。』



先程まで感じていた激痛は
体がもう麻痺したのか何も感じない



俺もしかしてこのまま死ぬ?



記憶が薄れる中
ふとそんな事を思っていた



「優斗…」



誰かの声が聞こえる



「もう十分じゃん、これぐらいで…」



誰だ?



俺は完全に意識を失った