去年の初夏。 春くんと散歩していると、偶然見つけたこの場所。 葉桜になったばかりの大きな桜の木を見上げながら、春くんは眩しそうに呟いた。 「来年、桜が満開に咲く頃に、この木を見に来たいね。」 …って。 「…絶対に来ようね!桜と春くんで、この木の下で、たくさんお話ししよう!」 私は笑顔で春くんにそう言った。 微笑む春くんと、指切りして約束した。