桜色のラブレター





「…春に、返事書かなきゃね。」

春くんからの桜色のラブレターを眺めながら、悠くんが悪戯っぽく笑う。



「…そうだね!悠くんも書く?春くんへの、ラブレター。」

私が言うと、悠くんはおもいっきり顔をしかめた。




「あははっ!そんなに嫌がらなくてもいいのに!一緒に書こうよ、ね?」

「…勘弁してよ。」


私と悠くんは、手を繋ぎながら桜の舞い散る丘を歩く。




私はきっと、永遠に貴方に片想いをするのかな。


ねぇ春くん。
もう少しだけ待っててね。
私からの、桜色のラブレター。







─END─