桜色のラブレター





「…っ春くん…!」


ねぇ春くん…
こんなに素敵なラブレター、他にないよ。
ちゃんと届いたよ、春くんが精一杯私を愛してくれてたこと。


ねぇ春くん。
私、ちゃんと笑うよ。
ちゃんと、前に進むよ。





「…春には、かなわないな。」

悠くんが、手紙を見ながら呟くように言った。



「…私、春くんを忘れない。だけど、悠くんのこと、ホントに大好きだよ。」

私が悠くんに笑いかけると、悠くんも優しく笑いかえしてくれた。