桜色のラブレター






「…ら…桜…」

誰かが、私を呼ぶ声がする。


眩しい春の光を感じながら、私はゆっくりと目を開けた。


「…悠、くん…。」

そこにいたのは、悠くんだった。





「…どうした?大丈夫?」

悠くんが、少し心配そうに私を見ながら言う。




「…春くんが、会いに来てくれたの。」

私の言葉に、悠くんがわずかに目を見開いた。