ひぃーんっ!




この人、雪ちゃんより怒りっぽいよ~~っ




しかも、雪ちゃん並みの殺気向けてくるんだけどっ!




蓮斗くんは、何故か不機嫌だし。




どぉ~なってんの~っ!




ええい、もうヤケクソだっ!




「ねぇ、来てよ! 部活、楽しいよ~!」




「うっさいわ。」




「リンゴもあるんだよ? た、食べ放題だよ!?」




「要らん。」




私は、冬馬くんのその言葉に目を丸くした。




そんな私を見て、雪ちゃんため息。そして、一言。




「……凜子。アンタが、異常なの。」




「と、とりあえずっ! 絶対笑わせてあげるから、部活においでよっ!」




私の言葉に、「意味不明だぞ凜子ー!」というライチちゃんの声。