なんで、雨が好きなんだよ。 そう思うと同時に、 「なんで?」 ……同じ質問だ。 「だってさ。雨って、植物の命じゃん。それに、良い事あるよ、もうすぐ。」 その言葉に疑問を感じて、聞こえた方を見ると、ドアが少し開いていて。 女子が2人、窓の外を見ていた。 あの時の、2人組――……。 「は? 良い事?」 「うん。ほーらっ! 見て!」 窓の外を指差していて。 その窓の外を見れば、雨が少し弱まっていた。 虹が、空に橋を作っていた――……。