タロット☆マジック【完】






そんなことよりっ!




「きょ、今日ね……。好きな人に、手紙を渡すんだ!」




蓮斗くんが、目を丸くした。




口を、パクパクさせてる。




「おっ、お前……好きなヤツいたのか!」




「え? そうだよ。さっき、言ったじゃん。」




蓮斗くんは、首を横に振った。




「聞いてねぇよ。さっき来たばっかだよ。」




「え、そうだっけ?」




私が、うーん……と首を傾げて、考え込んでいると




「ま、頑張ってね。」




雪ちゃんが、スタスタとドアに向かっていく。




「あっ、雪ちゃん居ないと、渡せないじゃん!」




雪ちゃんが、私を睨んでくる。




「は?」




ひっ!




こ、こわいよぉっ!