そんなことよりっ!
「きょ、今日ね……。好きな人に、手紙を渡すんだ!」
蓮斗くんが、目を丸くした。
口を、パクパクさせてる。
「おっ、お前……好きなヤツいたのか!」
「え? そうだよ。さっき、言ったじゃん。」
蓮斗くんは、首を横に振った。
「聞いてねぇよ。さっき来たばっかだよ。」
「え、そうだっけ?」
私が、うーん……と首を傾げて、考え込んでいると
「ま、頑張ってね。」
雪ちゃんが、スタスタとドアに向かっていく。
「あっ、雪ちゃん居ないと、渡せないじゃん!」
雪ちゃんが、私を睨んでくる。
「は?」
ひっ!
こ、こわいよぉっ!

