紙には『夢』と書かれていた。 「……夢かぁ。」 「凜子、どうしたの?」 雪ちゃんが私に聞いた。 「んー……ちょっとね。」 雪ちゃんは、目を丸くした。 「まさか……夢が無くて、悩んでるとか……?」 「ううん。違うよぉ。ありすぎて、困っちゃって~。」 雪ちゃんは、呆れた顔をした。 「だよね。」 座りながら、雪ちゃんがボソッと呟く。 「1個目はね。雪ちゃんと仲良ししたい。」 「キモッ」 「そ、そーゆー意味じゃなくて!」 私は、慌てて弁解する。