「俺も……すっげー寂しー……」
蓮斗の言葉に私はニヤリと笑う。
「だろーね。なんたって、好きだもんね」
「……―――ッ!」
赤くなる蓮斗を見て、私は「ああ、」と言葉を続ける。
「違うね。愛して「わああああっ! い、言うなぁーー!!」
からかい甲斐があるよ、ホント。
「あぁー……凜子、戻ってこい!」
ライチの言葉に、私は苦笑。
娘を失った父みたいな……。
「……静かやな……」
少し切なそうに冬馬はそう言って、リンゴを齧った。
しばらくして、冬馬は眠そうに目を擦った。
「……あー、何や……眠たくなってきたわ……」
ふわぁ……と、冬馬は欠伸を一つ。

