「…わた、私が…っサガミくんの幸せのためにっ、サガミくんの全てをために、祈るわっ」 普段なら絶対に言わない、陳腐な言葉だった。 救うなどいえない。 その術を知らないのだから。 守るなどいえない。 その術を知らないのだから。 助けたいと願えば願うほど、無力を実感させられた。