〜Dear…。−玖実の軌跡−〜








荘「…。ハァ…。」


呆れたような
大きなため息。




荘「わかった…。お前が本気ならもう何も言わねぇよ…」



『じゃあ…ッ!!』



荘「ただし!!」



『ただし…??』


荘「俺には嘘つくな」



荘太の瞳は

悲しいけどどこか
温かいそんな

眼差しで

あたしを見つめた。