〜Dear…。−玖実の軌跡−〜





次の日
―In学校




音「玖実!!!」



『どーしたの??』



音「悩んでたなら頼ってよ…ッ。こんなことするまで我慢しないでよ」



そう言って右手首の
リストバンドに

視線を送る音弥。



どうして…。


どうして音弥も荘太も
分かってしまうの??




あたしの心の信号に。