桜花舞うとき、きみを想う



「会いたいんです、アヤ子に会いたい!父や母に、会わせてくださいっ」

ぼくの絶叫を、清水さんは力強く受け止め、

「お前の無念は、俺が必ずご家族に伝える」

一緒に泣いた。





――出せる兵器は、すべて即刻出すべきときだ!





折れそうなほどに強く抱き締められながら、脳裏にさっき聞いた将官の声が蘇り、そして悟った。



ぼくは兵士ではない。

ぼくは兵器だ。