原田先生は私の隣りに座ると、 原「あいつら若いねぇ」 なんて、はしゃいでる藍と葵を見て目を細めた。 ……だけど。 私の心臓は、どきどき。 先生の居る、触れそうで触れない右肩が…熱い。 ……このまま少し…触れてしまえばいいのに、と思う反面、 触れてしまえばどきどきして死ぬんじゃないかと思う自分もいて、 私の中で葛藤がおきる。