君へ、約束の歌を。<実話元>



熱はもうなくて、いっぱい寝たからか体の調子も良くなった。


テレビを見たりしてると、夕方に。




−♪〜♪…♪〜♪…


【愛璃ちゃん、大丈夫〜?
明日は部活来れそう?】



祐ちゃんからメール。


私はすぐ返信メールを打った。



【大丈夫だよ、ありがとう!
明日は多分行けるよ〜。

…今日、亜美はどうだった?】



思い切って、気になってたことを聞いてみた。



【昨日とおんなじ。変わってないよ〜】



…やっぱり。


予想はしてたけど…



【そっかぁ〜…残念…
明日は機嫌治ってるといいのにね〜】


【だよね〜…
それじゃあまた明日ね!
ばいばーい!】


【うん!メールありがとねっ!
また明日〜♪】



…いつ、私と祐ちゃん・亜美は前みたいに戻れるんだろう。


もうずいぶん、亜美と笑い合って話してない。


このままは…やっぱりいやだよ。








…5月4日、朝。


寝ぼけ眼で体を起こすと、まだちょっと風邪の怠さが残ってる感じで体が重い。