あなたに出逢っていなければ、今の私はいません。 今の私達家族があるのはあなたのおかげです。 あの日、最後のキスをしたあなたが、私を突き放してくれたから・・・ 私の居場所がどこなのか教えてくれたから… 私はもう一度、生きることができました。 「真千子さん、あの茶色い甘い食べ物、作ってね。」 「ブラウニーですか?お義母さん。」