【中編】ビー玉【完】

「まぁ、練習期間中にずーっと一緒にいられるから、燃え上がっちゃうんでしょ?」

まぁ、確かに。

玲ちゃんの言うとおりかもね。

「今年は誰が選ばれるんだろ」

いきなりあたしの前に向き直り、あたしの肩をガシッと掴んでこう言った。

「日柚、あたしの情報が正しければ、一番人気は純平君だよ?」

「何それ! なんかの間違いじゃない?」

確かに中学の頃はモテたと思うよ?

何人もの人から告白されてるのも知ってるし?

けどさ、高峰に入学したのはついこの間じゃん。