膿みをつぶせ。


何も知らないふりをしろ。





仮面をかぶれ。

穏やかに微笑む、長姉の優しさをまとえ。




鳥のささやきにまぎれて、あくどいウワサが聞こえても、

聾者のようにふるまうこと。



それが、わたしの決められた・・・・・・いや、決めたこと。




『家族』を『日常』を守るために。