恋に焦がれて迷走中

実際に付き合った期間は1年


でも、あたしの高校時代は悠斗一色だった。


想いを伝えるのがゴ-ルではないけれど、


それだけを夢見た2年間。


両想いになってからの1年は


二人の時間を共有することで


心満たされた。


穏やかで愛しい時間だった。



進路を決めた時悠斗の事だけが気がかりだった。


私の夢はは外交官


その為には県外の大学を目指さなくてはならなくて、


悠斗の夢は教員で、


県内の大学に進路は固まっていた。


悩んでいたあたしの背中を悠斗が押して


遠距離恋愛の道を選んだ。


あたし達はきっと大丈夫。


そう信じていた。