恋に焦がれて迷走中

その夜悠斗はあたしを抱いた。


大切に大切にこわれ物を扱うように。


私は全てを覚えてほしくて


必死に彼に答えようとしていたけれど、


悠斗が中を大きく突いた時、意識を手放した。


はじめて、快感を覚えた夜だった。


どのくらい時間がった多のだろう、


目覚めたあたしの横には悠斗が寝息を立てていた。



愛しい人。


悠斗忘れないで、


私はあなたの隣に確かにいたの。


想いでの中で褪せていく写真のようには成りたくないのよ。