「ヤキモチ妬いてくれたんだ?」 「妬いてないわよ、気を利かせたんでしょ。 何追いかけて来ちゃってるのよ。」 「立花なら帰ったけど?」 「何でよ?」 「さあな?わからん?」 「ばっかじゃないの?」 「お前なあ、とにかく病室戻ろうぜ。病人に追いかけさせんな あのチキンなんちゃらを食いたい。温めてきてくれよ。」 「う、うん。わかった。」 あたしは給湯室のレンジでタッパ-の中身を温めた。 はあぁぁあたし重症かも。