恋に焦がれて迷走中

「ねえ、ちょっと聞いたんだけど、岬って長谷川先輩と付き合ってるの?」

日和がちょっと強い妙な顔して聞いて来る。



「え~ないよ、怪我して気の毒だからお見舞いに行ってるだけ。」


「そうだよね、岬にはラブラブな彼氏がいるんだもんね。」


ちょっとト-ンが変わった気がした。気のせいかな。


「今度のゴ-ルデンウィ-クこっちに来るんだ。」

「そっか~よかったね~。」


「うん。やっと会えるから楽しみなの。」

 
楽しみ、そうとっても楽しみ。

 
なのにちょっぴり重い心。


あたしの心にはもう一つの思いが生まれている。


いくら否定しても消えないものが、、、