恋に焦がれて迷走中

「朝になったら帰って下さいね。

絶対、部屋に入らないで!!

色々開けたりしないでくださいね。

私は、もう寝ます!!

おやすみなさい。」


私は、言いたいことだけ言うと

部屋に飛び込んで鍵を掛けた。

ベッドにもぐりこんであれこれ考えた。



長谷川はなんでここに来たんだろう。

病院に居た様子ではこんな風にしていられないはず。

抜け出したってばれて大騒ぎになってるんじゃないかな。


「ま、あたしが考える事じゃないかあ。」


そう呟いて眠りに落ちて行った。