「あいつはもしかしたら人間ではないかもな。妖で、お前と仲良くなり隙を見て喰う気かもしれん」 「っ」 どうして、どうしてそんなこと言うの。胸がちりっと焼け焦げる感覚がして、師匠を睨んだ。 脳内で、渦がグルグルまわりはじめる。 更に師匠は面倒そうに、さらに付け足した。 「もしくはあれはとっくの昔に喰われていて、皮を被っただけのまがい物やもしれん。休んでいるのは森で魚の腸(はらわた)でも食っているからじゃないのか?」 「神崎くんはそんなんじゃないよ!!」