どうしたのだろう。風邪でも引いたのかな。 師匠の言葉が脳内で反響する。 『あいつは厄介なものを運んできそうな気がする』 そんなこと─・・・。 次の日も、そのまた次の日も、神崎君は学校にやって来なかった。 ************** 「元気がないようだな杏子」 自室で布団に転がっていると逆さまになった師匠が映った。 「うん・・・神崎君が学校に3日前から来てなくて」