急に入ってこないでよー!!と師匠を叱咤すると、師匠はくつくつ笑った。私もつられて笑ってしまう。



「おやすみ。師匠」


「ああ」



胸に燈ったあたたかな瑠璃色の炎に包まれるようにして。


あるいは、遠い何かに誘われるかのように、私は深い眠りに落ちた。