はらり、ひとひら。



人の言葉がわかるなんて。偶然にせよなんだか愛しくてたまらない。頭を撫でると、鳥は「クルックー」と鳴いた。


「お前、鳩だったのか」


白い鳩なんて、珍しいな。どこかから逃げてきたのだろうか。


「じゃ、お前の名は『ポポ』だ」


ハトポッポっていうし。まんますぎる気もするけど、いいよな。ニコッと笑いかけると、ポポは嬉しそうに羽ばたいた。もう少しポポと遊んでいたかったが、そろそろ学校に行く準備をしなきゃいけない。


少ししゅんとするポポに謝って、おれは部屋から出た。



-------------------------


「ただいまポポ!」


部屋に駆け上がってドアを開けると、真っ先におれに飛びついてくるポポ。もうすっかりこれが日課になってしまった。